2023年香港向けに千葉県産の新品種米「粒すけ」を初輸出しました。
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2023-01-26
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食育ネット株式会社(千葉市中央区、代表取締役:浅野 美希)では、香港向けに千葉県千葉市産1等米「粒すけ」を輸出し、現地の旧正月に向けて粒すけフェアを開催することが決定しました。粒すけは、JA千葉みらい管内の粒すけ生産者との調整が整い輸出に至りました。今回の輸出をきっかけに、香港在住の皆様に「粒すけ」を広く知っていただくとともに、米生産者の生産意欲の向上にも繋げられたら幸いです。
■輸出について
輸出先:香港
主な取り扱い先:Wakka International Co., Ltd. (三代目俵屋玄兵衛)、アピタ太古店
他輸出量:1.5t(規格:玄米) ※初回オーダー分、現在予約が殺到して次回の輸出日を調整中
輸出日:令和4年12月10日(土)船便にて輸送。現地販売開始日:1月11日(水)
■経緯
弊社では9年前から海外輸出販路開拓事業として、主に東南アジアへ向けて千葉県産農産物を輸出してきたことから、令和2年11月に香港現地のバイヤーから日本産米について問い合わせを受けました。そこで、千葉県産の「コシヒカリ」「ふさこがね」「ふさおとめ」「粒すけ」を紹介したところ、関心を示されたことから、バイヤーの評価調査を行うことといたしました。サンプル輸送等を経た結果、「粒すけ」が選ばれました。「粒すけ」は、令和2年(2020年)秋デビューしたばかりの新品種米のため、作付面積も少なく収穫量も少ないですが、今回選考された理由として、旧正月に千葉県産の新しいお米「粒すけ」の販売を行いたいこと、新しいお米「粒すけ」を香港在住の皆様へ紹介したいこと、チーバくんのかわいいデザイン性も広めていきたいことが挙げられました。今回、玄米と合わせてオリジナルのチーバくんが入った2合真空パックも輸出し、まず「粒すけ」を手に取っていただけることを目指しています。また、直営店舗のおにぎり屋さんにおいても、粒すけの炊き立ておにぎりの販売も予定している他、量販店にも「粒すけフェア」を開催します。千葉市産「粒すけ」が香港に輸出されるのは初めてになり、継続輸出を希望されています。
■その他
○香港市内での千葉県産米フェア
三代目俵屋玄兵衛様の直営店舗やECサイト、アピタ太古店において、千葉県産米「粒すけ」の販売を行いました。旧正月に合わせて「千葉県産米・粒すけフェア」を開催する他、需要拡大を目指すため、三代目俵屋玄兵衛様の直営店舗やECサイトにおいて、事前予約注文を開始したところ予約が殺到し、既に多くの注文をいただけたことから現在、追加輸出の商談中です。粒すけの販路開拓や消費拡大を目指すとともに、継続輸出へと繋がるように取り組んでまいります。
○千葉県の農業者を海外販路開拓で支援します!
弊社では、毎年、千葉県産イチゴ・サツマイモ・ヤマトイモをはじめとする農産物や加工品を輸出しています。平成26(2014年)2月には、千葉市産の「イチゴ」をマレーシアにも初輸出し、令和3年1月にはシンガポール向けに「粒すけ」2tを初輸出。9月には香港向けに千葉県産梨「あきづき」を720kg輸出しました。現在は、タイ、マレーシア、香港向けに千葉県産イチゴを毎週、輸出しています。
千葉県産の食材を広めることが農業者の励みとなり、食べて美味しい応援が出来るように、今後も千葉県産をはじめとする日本全国の逸品をご紹介、販路開拓していきますので、香港のマーケットに関心のある自治体・企業様を募っていきたいと思います。